カリキュラム?ポリシー
※本学は、令和8年4月1日、地球環境工学科及び地域未来デザイン工学科を改組し、先進工学科を設置しています。工学部のカリキュラム?ポリシー(令和8年度以降入学者)
工学についての基盤的な技術、知識を有するのみならず、主体的に問題を解決できる能力と広い視野を有し、自然と調和した科学技術の発展と国際社会への対応をも念頭においた技術開発を行い得る工学技術者を養成するため、北見工業大学工学部先進工学科は、情報エレクトロニクス分野、機械?エネルギー分野、社会基盤?環境分野、応用化学?生物分野の4つの専門分野から編成する。
教育課程の編成方針
1年次から2年次にかけて、自然科学と情報?数理データサイエンスの基礎科目及び専門分野移行のための導入科目を設けるとともに、外国語や技術者倫理、人間力養成科目などを工学技術者のリベラルアーツ科目群として設け、全ての専門分野に共通する基盤科目として位置付ける。2年次から4年次にかけて、専門分野?ユニットごとに工学の基盤的知識?技術を身につけるための体系的な専門科目群を設ける。学生は2年次から4つの専門分野に所属し、それぞれの専門基礎科目を学修し、3年次からは選択科目群となる9つのユニットから一つを選択し、自らのユニット科目を中心に専門発展科目を学修する。講義のほか、実験、実習、アクティブラーニング科目を設け、自発的?継続的に学修する能力や多様な人と協働するためのコミュニケーション能力を養成する。
なお、専門分野ごとのカリキュラム?ポリシーを策定し、本方針の付帯条件とする。
4年次には課題に関する調査?解析?実験?考察?発表を行う卒業研究を実施し、論理的思考や批判的思考に基づく課題発見?解決能力を養成する。
教育の実施方針
履修においては、科目ナンバリング制及びCAP制を導入することにより、学生が無理のない効率的な履修計画に沿って学修を進められるように支援する。また、個別担任等による指導に基づいて、本人の学修計画?研究計画、さらには将来計画等の観点から、必要となる専門科目を柔軟に履修できる教育課程とする。
学修成果の評価
学修成果の評価は、ディプロマ?ポリシーに沿って各専門分野で定めた学習?教育目標に基づくこととする。
すなわち、各授業科目のシラバスに示される達成目標と学習?教育目標との関与に基づき?厳格な学力評価を行う。
なお、学修内容や学習?教育目標ごとの達成度を可視化し、これらの評価結果を学生指導に活用することにより、学修効果の向上に努めることとする。
《情報エレクトロニクス分野カリキュラム?ポリシー》
対象とする教育?研究の具体的な分野として高度情報通信社会を支える「コンピュータ」、「ソフトウェア及びハードウェア」、「デジタル情報通信」、「データサイエンス」等を想定し、情報エレクトロニクス分野に関する基礎学力や幅広い応用知識、問題解決能力の育成を重視したカリキュラムとしている。具体的にはコンピュータ、プログラミング、AI(人工知能)、電気回路、情報通信、信号処理等の基礎科目や演習?実験科目を配置し、様々な視点から情報エレクトロニクスに関する総合的な学習が可能な構成としている。また、多面的な思考力を涵養する幅広い発展科目群も配置している。これにより、情報エレクトロニクスに関する応用技術やコミュニケーション及びプレゼンテーション等の汎用的スキルを持った技術者として社会で活躍できる能力を養う。
《機械?エネルギー分野カリキュラム?ポリシー》
対象とする教育?研究の具体的分野として、「設計生産システム」、「知能?生体システム」、「熱?流体エネルギー」各分野の深化?融合による機械システムの高度化、カーボンニュートラルの実現に向けた「再生可能エネルギーと電力システム」、「水素エネルギーと蓄電材料」、「省エネルギーと半導体」等による異分野の知識を統合し、複雑なエネルギー問題に対処するための機械?エネルギー分野に関連する基礎学力と幅広い応用知識の修得及び問題解決能力の育成を重視したカリキュラムとしている。具体的には、機械工学の基盤を形成する材料や運動の力学、熱や流れの力学、設計?製造?制御工学及びエネルギー工学の基盤を形成する電気?電子回路や電気磁気学、固体物理、無機化学に関する基礎科目と演習?実験科目を配置している。また、多面的な思考能力を涵養する幅広い発展科目群も配置している。これにより、基礎学力の基盤の上に広い専門的視野と応用力を持った機械?エネルギー分野の技術者として、持続可能な社会の実現に貢献できる実践的な応用力と問題解決能力を養成する。
《社会基盤?環境分野カリキュラム?ポリシー》
対象とする教育?研究の具体的な分野として、人々の安全?安心?快適な生活を支える「社会基盤の整備」、「防災?減災」、持続可能な社会を実現する「自然環境の保全」、「気候変動への対策」等を想定し、社会基盤と環境に関する基礎知識や幅広い応用知識、問題解決能力の育成を重視したカリキュラムとしている。具体的には、材料?構造?地盤?水工?計画?交通や地球環境、気象に関する基礎科目と演習?実験科目を配置し、様々な視点から社会基盤工学と環境工学に関する総合的な学習が可能である構成としている。また、多面的な思考力を涵養する幅広い発展科目群も配置している。これにより、気候変動による災害の激甚化を考慮した上で、自然環境に配慮した社会基盤の設計?構築?維持?管理を遂行する専門技術者として社会で活躍できる能力を養成する。
《応用化学?生物分野カリキュラム?ポリシー》
対象とする教育?研究の具体的分野として「省エネルギーに関する新素材開発」、「医療分野に貢献する新素材開発」、「デジタル社会を支えるナノテクノロジー?材料技術の開発」、「地域に適合した一次産業支援技術やバイオ工学技術の応用」、「地域に適合した食品工学や食品科学」等を想定し、物質化学?材料工学及び生命化学?食品科学に関する基礎知識や幅広い応用知識、問題解決能力の育成を重視したカリキュラムとしている。具体的には、有機?無機化学、物性科学、生物工学、食品工学に関する基礎科目と実験科目を配置し、様々な視点から応用化学?生物分野に関する総合的な学習が可能である構成としている。また、多面的な思考力を涵養する幅広い発展科目群も配置している。これにより、社会に新たな価値をもたらす先端材料の設計?開発や、地域や社会における素材や食品産業等における課題解決ができる専門技術者として社会で活躍できる能力を養成する。
江城足球网 工学研究科のカリキュラム?ポリシー
博士前期課程では、各専門分野における基盤的知識と問題解決能力を有し、創造性に富み、企画力や指導力を発揮して知の世紀をリードする、個性ある専門技術者としての能力を養成する。博士後期課程では、それぞれの専門分野の知識や技術が融合する境界領域や複数の学問分野の総合力を必要とする学際領域に対応できる、広い視野を有する高度専門技術者としての能力を養成する。それぞれの課程において独創的で高度な研究を推進する中で未来志向を喚起する教育を行うとともに、多様な異文化との協調を図りながら新しい時代を切り拓くことのできるたくましい人材を育成するために「人間力教育」の充実を図る。
博士前期課程及び博士後期課程のカリキュラム構成を以下に示す。
博士前期課程
学部で獲得した基礎知識を基にして、これからの社会に貢献する工学分野の基盤技術を担う実践的な専門技術者としての素養を涵養するため、個々の学生に対して複数の指導教員を配置し、その指導のもとにPBL(課題解決学習,Problem-Based Learning)型学位論文(修士論文)を完成させる。履修科目は必修科目と選択科目からなる。必修科目は修士論文を完成させるための工学総合演習および工学特別実験?研究に加え、国際化に対応するための英語コミュニケーションからなる。選択科目は、研究課題に対応するための専門基礎?応用力を養成する専門科目、および、これからの高度技術者に必要な知識?技術を涵養するデータサイエンス、マネジメント、人文系科目から構成される選択必修の科目からなる。講義はクォーター制を基本として、分野横断的な学習を実現するため、柔軟な科目履修を可能とする。これにより、専門能力を深化させるだけでなく、横断的研究力と学際分野への展開力を養成する。なお、成績は、筆記試験等によって厳格に評価する。
<データサイエンスプログラム>
デジタル技術を修得させるとともに、工学専門分野(情報通信工学、機械電気工学、社会環境工学、応用化学、マネジメント工学のいずれか)に関する専門的知識をさらに高め、データに基づく意思決定過程の全体像を理解させることにより実践的な能力を涵養する。また、グループワークや代表的問題解決手法等を導入したPBL 型科目やPBL 型学位論文における研究活動等を通して、課題解決能力、プレゼンテーション能力、コミュニケーション能力を養う。
<情報通信工学プログラム>
情報システム工学および電子情報通信工学に関する専門知識をさらに高め、それらを情報化社会の諸課題に応用できる能力を習得させる。PBL型学習を通して、問題分析、課題抽出、解決法の考察、計画立案、プレゼンテーション、コミュニケーション、文章作成などの専門技術者としての汎用的能力を養う。
<機械電気工学プログラム>
機械工学および電気工学の領域における高度な専門的知識?技術を修得させるとともに、この二領域の有機的連携に資する化学エネルギーや知能情報、生体工学に関する幅広い知識?技術を身に付けさせる。また、PBL型学位論文における研究活動等を通して、先端技術にも展開可能な応用力と新たな技術や製品の開発にも自発的?計画的に対応できる実践的能力を涵養する。
<社会環境工学プログラム>
寒冷地における社会基盤の開発?防災と自然環境保全に関する技術者として、他分野の専門家と協働できる専門知識を修得させるとともに、変動する気候と社会情勢に対応して、安全で豊かな社会を実現するための問題分析力?課題設定力?解決力を養成する。また、工学技術者として謙虚に社会や自然と向き合うことができる高い倫理観や責任感、確実に情報を伝えることができるコミュニケーション能力を涵養する。
<応用化学プログラム>
材料工学、物質工学、生物工学、食品工学などの応用化学領域に関する専門的知識や技術をさらに高め、高度な専門性を持つ工学系人材を養成する。また、PBL型学位論文における研究活動等を通して、応用化学領域を専門とする技術者に相応しい実践的な問題解決能力、コミュニケーション能力および倫理観を涵養する。
<マネジメント工学プログラム>
工学の実用価値実現に向けた研究?開発の実践の現場で必須とされる業務プロセスの領域と工学技術の社会実装の領域における高度なマネジメント専門的知識を修得させる。工学技術者として工学?技術を幅広い視点から俯瞰し、社会が求める技術を生み出しかつビジネスモデルの構築や社会実装化するための方法を導く実践的な能力を養う。
博士後期課程
<共創工学専攻>
- 1.本課程では主指導教員を中心に、副指導教員を含む指導チーム及び選択科目群を担当する教員により、学修成果を学修者が実感できる教育を通じて、学位論文完成に導く専門的指導を行う。
- 2.履修科目は必修科目及び選択科目により構成され、必修科目は主指導教員が主導する実験と、副指導教員が主導する演習からなる。いずれも工学に関する原理的課題あるいは、社会の実問題を適切に定式化し、解決に向けたプロセスを構築?進行するための指導を行う。
- 3.選択科目は区分ⅠとⅡからなり、区分Ⅰは専門知識の理解を深めるための工学系共創科目群であり、区分Ⅱは科学技術を実社会に接続するための社会実践系科目群である。
- 4.選択科目は全て1単位でありクオーター制で実施する。なお、成績評価は口述試験又は筆記試験により厳格に行う。
問合せ先
北見工業大学 教務課 教務企画係
〒090-8507 北海道北見市公園町165番地
TEL:0157-26-9172 FAX:0157-26-9185
E-Mail:kyoumu03*desk.kitami-it.ac.jp
(送信の際に*を@に変更してください)
[教務課 Last updated: 2026.03.31]
